日本オセアニア学会第21回研究大会・総会は,2004年3月22日から23日まで,佐賀県嬉野温泉 和多屋別荘にて予定通り行われ,活発な討論が行われました。
| 座長 | 演題 | 発表者 |
|---|---|---|
| 菊澤律子(東京外国語大学AA研) | パラオ語の類別数詞体系再考 | 下地理則(東京外国語大学) |
| コーヴェ語の所有表現−所有関係と文法構造の階層 | 佐藤寛子(東京女子大学) | |
| 現代ニュージーランドにおけるマラエの機能−テ・アラワ族の事例より | 宮里孝生(愛知県立大学) | |
| カナクの政治文化 | 江戸淳子(杏林大学) | |
| 印東道子(国立民族学博物館) | ローカルな祝日と「衣」をめぐる実践−サモアのホワイトサンデーの事例から | 倉光ミナ子(お茶の水女子大学) |
| 網袋製作をめぐる技術と意味の変容−パプアニューギニア、アベラム人社会を事例に | 新本万里子(広島大学) | |
| フィジーにおけるラピタ考古学の新展開 | 石村 智(京都大学) | |
| The Origins of Austronesian Seafaring | Barry V. Rolett(ハワイ大学) | |
| 高坂宏一(杏林大学) | フィジー諸島共和国における一集団ラミの初期活動展開について | 丹羽典生(東京都立大学) |
| 商業伐採開発地域における多声性−パプアニューギニア西部州における事例 | 小谷慎吾(国立歴史民俗博物館) | |
| トンガ人の国際移動と出生力変化 | 福山祥子(東京大学) | |
| トンガ人の食生活と糖尿病 | 夏原和美(東京大学) |

| 演題 | 発表者 |
|---|---|
| 1)パプアニューギニアにおける開発的介入とその現地社会への影響 | 豊田由貴夫(立教大学) |
| 2)セピック丘陵でのNGO活動 | 川崎一平(東海大学) |
| 3)パプアニューギニアの識字教育 | 斉藤尚文(中京大学) |
| 4)パプアニューギニアの人々にとって「開発」とは何か? | 熊谷圭知(お茶の水女子大学) |
| 演題 | 発表者 |
|---|---|
| 1)海を越えるサカナ−アジア・太平洋における海洋資源の利用と流通をめぐって | 田和正孝(関西学院大学) |
| 2)ヴァヌアツ共和国の離島における海洋資源の商品化と流通について−フツナ島での新しい実践 | 竹川大介(北九州大学) |
| 3)自然を観光資源とした受動的な開発−中国海南島の事例 | 梅崎昌裕(東京医科歯科大学) |
| 4)クック諸島・観光開発・持続的開発−シェラトン・ホテル誘致のツケ | 棚橋 訓(東京都立大学) |
| 5)開発を待つ村、送金を待つ村−PNGとトンガの事例から | 須田一弘(北海学園大学) |
| コメンテーター | 栗田博之(東京外国語大学) |